



4月15日(土)、およそ1年かけて改装されたファン・デ・フェルデ棟が再オープン。クレラー・ミュラー美術館の建物は記念碑に指定されているため、建物の大きな変化はありませんが、展示作品を守るための設備や訪問者が快適に過ごすための施設など様々な改良工事を行いました。照明設備が刷新され、車椅子をご利用の方が問題なくアクセスできるようになりました。かつて絵画の修復に利用されていた部屋がギャラリーになり、展示スペースが広くなりました。
また新設されたインフォメーションセンターでは、興味を持ったコレクションについての詳しい情報が様々な方法で手に入るため、自分に合った鑑賞コースを組み立てることが出来ます。
美術館の歴史や創設者について紹介した2つのプロジェクト・スペースも誕生しました。8個の展示ケースの中に、芸術作品、映画、写真、ドキュメンタリーが展示され、ウィムH.ミュラー&カンパニー、聖ヒュベルトゥス、ヴィンセント・ファン・ゴッホらを含む美術館の各時代における大事なテーマを明らかにしています。

戦後の著名なオランダ人建築家アルド・ファン・アイクが1965年から1966年にかけて建設した彫刻展示用パビリオンが、クレラー・ミュラー美術館の彫刻庭園に再建されました。アルド・ファン・アイク
(1918-1999)は1966年アーネム近郊のソンスベークで開催された彫刻展のためにこのパビリオンを設計。オランダ建築界で重要な位置を占めることとなった建築物ですが、実はたったひと夏でその役目を終えていたのです。彫刻庭園内で、再建された伝説のパビリオンを見ることができます。
彫刻庭園内には既にヘリット・リートフェルトが 同じ展示会用に1955年に設計したパビリオンが再建され、世界中から建築好きの方が訪れています。今回アルド・ファン・アイク・パビリオンを加えたことにより、美術館の建築コレクションが増えました。
パビリオン内では、美術館が所蔵する彫刻作品から、小さなもの、また壊れやすいものを中心に入替えを行いながら展示していきます。周囲の環境とコントラストを作りながらも親密性を保つファン・アイクのパビリオンは、リートフェルトのパビリオンとは全く異なった空間に対する効果と機能性を持っています。
クレラ・ミューラー美術館公式ウェブサイト(英語)
www.kmm.nl
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