<TOP PAGE<Feature articles Back No.<Feature articles

今月の特集

 
 

 

2006年のファン・ゴッホ美術館の夏のテーマは『日本』です。77日から1022日まで、19世紀の日本美術の様々な側面を捉えた3つの展覧会が同時進行で開催されます。「日本の季節展」開催中、ファン・ゴッホ美術館では金曜の夜のイベントに各種日本関連のプログラムをご用意いたします。


明治天皇の「文明開化」の時代(1868-1912年)、日本は前例のない成長を遂げました。特に芸術においての成長は目覚しいものがあります。芸術家や工芸家たちは明治天皇の保護政策のもと、美しさと質の高さを兼ね備えた金属工芸品、漆工芸品、磁器、七宝焼の傑作を生み出しました。万国博覧会で紹介されたことをきっかけに、これらの作品は欧米世界に大きな衝撃を与えました。明治美術は、フィンセント・ファン・ゴッホを含む19世紀の芸術家に多大な影響を与えました。
世界最大で最も包括的な個人所有の明治美術のコレクションであるカリリ・コレクションの中から選り抜かれた200点以上の作品がファン・ゴッホ美術館に展示されます。ゲスト・キュレーターであるクリス・スキールメイヤーとマッティ・フォレルが本展覧会を編集しました。ヨーロッパでこれほど大規模なカリリ・コレクションの明治美術展が開かれるのは初めてのことです。


1854年の開国以降、日本美術はヨーロッパで広範に知られるようになりました。「東京とパリの女性たち展」では19世紀日本の絵画や版画が、ナビ派として知られる当時の新しいフランス美術の活動家による絵画と、とりわけリトグラフに与えた影響を明らかにします。
展示は着物を身につけ化粧するところから始まり、昼間の様々な生活風景、そして夜の活気といった早朝から夜までの女性の1日を辿ります。絵画や版画の他に、着物、浴衣、化粧道具や楽器といったものも展示され、当時の女性たちの生活の様子を垣間見ることができます。
「東京とパリの女性たち展」はゲスト・キュレーターであるクリス・スキールメイヤーとマッティ・フォレルが編集し、有名なファッションデザイナーであるヴィクトール&ロルフがデザインを手がけました。


写真家フース・ライフェンは「トーカイドー・メークオーヴァー」という作品で、現在の「東海道五十三次」をカメラに収めました。海岸沿いに敷かれたかつての首都京都から世界的大都市東京をつなぐ500kmの道は封建時代の日本の幹線道路でした。53の宿場(発着地を入れると55)には、旅人、大名とお付きの者たち、商人や巡礼者たちに寝食を提供する施設が整えられていました。
東海道を主題にした浮世絵は数多く制作されましたが、なかでも最も有名なのが歌川広重(1797-1858年)の連作です。ライフェンの撮った東海道はファン・ゴッホ美術館が所蔵する広重の『東海道五十三次』の全シリーズと並んで展示されます。

ファン・ゴッホ美術館のウェブサイト(英語)
観光局のウェブサイト内のファン・ゴッホ美術館の情報(日本語)


 



オランダ政府観光局