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今月の特集


ロイヤル・ピクチャー・ギャラリー・マウリッツハウスは、ハーグ中心の歴史ある小さな宮殿を利用したコンパクトにまとまった美術館。そのコレクションには、フェルメール、レンブラント、ヤン・ステーン、フランス・ハルスらによるオランダの黄金時代の絵画があり、さらに見逃せない傑作も数多く所蔵しています。常設展では15世紀から18世紀にかけてのオランダおよびフランドル芸術の素晴らしいパノラマをご覧いただけます。当時の生活、人々、習慣、風景などを垣間見ることができます。特にフェルメールの最高傑作「真珠の耳飾りの少女」と「デルフトの眺望」は世界中から訪れるお客様に格別深い印象を与えています。またレンブラントのコレクションも有名です。レンブラントの重要な絵画10点を含むコレクションを所蔵しています。

マウリッツハウス美術館では主要作品の解説が流れる無料の日本語オーディオガイトをご利用いただけます。アムステルダムの50km南にあるロイヤルシティ・ハーグの王立マウリッツハウス美術館へぜひ足をお運びください。ハーグにはオランダの政府機関や女王陛下の居城もあります。きっと忘れられない旅の思い出となるでしょう。

マウリッツハウス美術館では常設展に加えて、ユニークなテーマや特別なアーティストに焦点を当てた特別展を開催しています。特別展の開催期間中も常設展の主要作品をご覧いただけます。

20061021日から2007128日までは「ルーベンスとブリューゲル〜共同制作での友情」展が開催されます。ペーター・パウル・ルーベンスとヤン・ブリューゲル()という17世紀のベルギー・アントワープで最も成功した画家たちの展覧会です。この2人の芸術家は巨匠らしく真摯に芸術に打ち込み、それぞれ大きな工房を抱えていました。2人の間に特別な友情があったことは知られていますが、2人が協力して取り組んだ実り多い作品についてはほとんど知られていません。それぞれが得意な分野を選び、驚くべき絵画の制作に力を注ぎました。そのなかでも最も美しい作品を今回の特別展でご覧いただけます。

1つの絵画を共同制作するためには作業を分担する必要があります。ルーベンスが堂々として生き生きとした人物を描き、ブリューゲルは風景、花、動物といったものに取り組みました。ブリューゲルの絵画は大変繊細な表現力を持っていたため「ベルベット・ブリューゲル」と呼ばれていました。作業を分担したにもかかわらず、健全な意味での2人の画家とその弟子たちの競争心が、自分自身の限界と相手の才能を超えようと努力をした成果が、これらの絵画に表れています。

17世紀初頭当時は絵画のコラボーレーションは珍しいものでした。ルーベンスとブリューゲルの共同作品12点の他に、ブリューゲルとヘンドリック・デ・クレルックやルーベンスとフランス・スナイデルスといった他の同時代の共同制作作品を展示します。特別展を通じて、画家たちのチームワークから生まれた作品をご堪能ください。

企画展期間中入場料  一般:12.50ユーロ、団体:11ユーロ

マウリッツハウス美術館公式サイト(英語)
マウリッツハウス美術館についての説明(日本語)



オランダ政府観光局