
モニュメント |
|
オランダ最古の町の1つであるユトレヒト。ドム広場周辺に現在でもローマ時代の足跡を見ることが出来ます。また歴史の香り残る旧市街には、古い道路がそのままの形で残されています。運河沿いを散策したり、小道や脇道を探検すれば、歳月を経た小さな集会所の建物や趣のある救貧院の建物に出会ったりと、様々な発見があることでしょう。ユトレヒトには、忙しい現代人の心の安らぎとなるような、古きよき時代の遺物が残っています。
モダンな建築 |
|
2000年世界遺産に認定されたリートフェルトのシュローダー邸は、その名を世界に知られた20世紀の名建築です。またデ・スタイルと呼ばれた当時の芸術運動を体現したものとしても知られています。
ユトレヒト出身の建築家であり家具デザイナーであったヘリット・トーマス・リートフェルト(1888-1964)が、クライアントのトゥルース・シュローダー夫人のために1924年に設計をしました。シュローダー夫人は1984年に亡くなるまで、この邸宅に住み続けました。
シュローダー邸は、デ・スタイルの提唱する理念と方法に則り設計されました。デ・スタイルの特徴的な色である赤、青、黄色といった原色と白、灰色、黒を使っています。リートフェルトとシュローダー夫人が共作した内装やオリジナル家具も、デ・スタイルのカラー・スキームに則っています。
1933年まで、リートフェルトはこの家の中にスタジオを持っていました。また亡くなる前の6年間、この家に住んでもいました。シュローダー邸は、リートフェルトにとってそれ程、気に入った、そして思い入れの深い建物だったのでしょう。
設計時、リートフェルトはこの家を「ウルトラ・モダンとはなにか?」を示すための建築として世間に提示しようと考えていました。そのため当時一般的だった建築基準は全て無視したのです。例えば、2階を家族の居住空間にしようと考えたシュローダー夫人は、全体がフレキシブルに使える間取りを希望。その時々の都合に応じて、自在に間取りを変えられる様、バスルームと階段室以外は間仕切りのみで仕切られました。
リートフェルトのシュローダー邸について詳しくは こちらをご覧ください。
アウトホフ Uithof |
|
アウトホフとは、ユトレヒト大学があるエリアの名称で、革新的な建築の宝庫としても知られています。オランダを代表する素晴らしい建築を鑑賞・スケッチしたり、写真に取るため、毎年多くの建築好きが国内外から訪れています。レム・コールハース設計の「エデュカトリアム」は空間にダイナミックな動きを感じさせるユニークなU字型の形状が特徴の複合施設で、このエリアを代表する建築。建物の中央ホールに雨水を集める場所があるエコロジーに配慮したウィレム・ヤン・ヌーテリングス設計の「ミネアルト」も特別な建築の一例です。
  
|